News:ニュース速報 | 2002年6月19日 03:07 PM 更新 |
ドワンゴは6月19日、任天堂「ゲームキューブ」向けネットワークゲーム用ミドルウェアを提供すると発表した。SDKに同梱してゲームメーカーに供給する。
同社独自のネットワークゲーム技術「DirectEngine」と「NetEngine」の両技術を、ゲームキューブ向けに提供する。DirectEngineはモデム間の通信を容易にする技術で、主にゲームスタート時のチャットやデータ交換を実現する。NetEngineは、データ通信時のレイテンシ低減や安定化を図る技術。両技術を利用することで、同期/非同期通信方式に対応したゲームを開発できる。
両技術を活用することで、通信ゲーム開発の経験が少ない開発者でも完成度の高いタイトルを制作できるという。ドワンゴは、セガ「ドリームキャスト」向けや携帯電話向けのネットワークゲームなどで実績を持つ。任天堂向けに技術を提供するのは初めて。
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[ITmedia]
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