News:ニュース速報 2002年6月19日 08:39 PM 更新

日立、ブレードサーバに参入

日立製作所は6月19日、超低電圧版モバイルPentium III-M/800MHzを搭載したブレードサーバ「HA8000-bdシリーズ」を発表した。8月1日に出荷を開始する

 日立製作所は6月19日、超低電圧版モバイルPentium III-M/800MHzを搭載したブレードサーバ「HA8000-bdシリーズ」を発表した。8月1日に出荷を開始する。


 従来の1Uサイズのラックマウントサーバに比べ、設置面積を8分の1に、消費電力を5分の1に削減したブレードサーバ。2Uサイズの専用シャーシに収めて利用し、シャーシ1台あたり最大16台のサーバモジュールを搭載できる。サーバモジュールには、メモリを最大1Gバイト、HDDを最大40Gバイトまでを搭載可能。OSはWindows 2000 ServerとRed Hat Linuxをサポートする。

 専用シャーシには、外部ネットワークと1000BASE-Tで接続するスイッチモジュールを搭載。また運用サポート機能を備えたマネジメントモジュールを備え、専用の管理ソフトを利用して、各モジュールの状態/性能管理、障害監視、OSの一括インストールなどを行える。

 サーバモジュールは超低電圧版モバイルPentium III-M/800MHz、128Mバイトメモリ、20GバイトHDD、10/100BASE-TX×2などの最小構成で23万1000円。

 シャーシは、スイッチモジュール×1、マネジメントモジュール×1、電源モジュール×1、ファンモジュール×2などの構成で89万円。スイッチ、マネジメント、電源の各モジュールは最大2台まで搭載でき、可用性を高めた。

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