News:ニュース速報 | 2002年6月20日 02:15 PM 更新 |
福岡市とアリスネットなど日韓企業7社は6月20日、無線LANのホットスポットを光レーザー通信網に接続してワイヤレス・メトロポリタン・エリア・ネットワーク(W-MAN)を構築する実験を8月から行うと発表した。
韓国Aerocomが開発した光レーザー通信システムを利用。光レーザーは、光ファイバー網を構築する場合に比べ、低コストでネットワークを構築できるのが特徴だ。
実験は8月から今年末までの期間に福岡市百道・西新地区とソウル市ヨイド地区で行う。建物の屋上などに光レーザー通信システムのアクセスポイントを約20カ所に設置。無線LANのホットスポットを接続し、W-MANを構築する。東西約2キロ、南北約1.5キロのエリアをカバーするという。 ホットスポットでは、動画などのコンテンツを配信するほか、IP電話サービスなども提供するとしている。
また実験では、W-MANを福岡県が整備したネットワーク網「ふくおかギガビットハイウェイ」に接続する予定という。
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