News:ニュース速報 | 2002年6月21日 01:38 PM 更新 |
マイクロソフトは6月20日、ワープロソフト「Word」と表計算ソフト「Excel」に確認された脆弱性について情報を公開、修正プログラムの配布を始めた。
対象となるのは「Word 2002」「Excel 2000/2002」、「Office 2000/XP」(いずれもWindows版)。
新たに確認された脆弱性は、悪意あるExcelマクロが勝手に実行される可能性がある「Excelマクロ実行の脆弱性」2つと「HTMLスクリプト実行の脆弱性」、WordとAccessがインストールしてある状態で、HTML形式で保存した差し込み印刷文書をWordで開くと、悪意あるマクロコードが自動実行させる可能性がある「Wordの差し込み印刷機能の脆弱性の変種」の合計4つ。最大深刻度は「中」としている。
これまでの脆弱性修正パッチを含む累積的な修正プログラムの日本語版を公開、直ちにダウンロード・インストールするよう呼び掛けている。
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