News:ニュース速報 | 2002年6月25日 07:23 PM 更新 |
キヤノンは、DVカメラ「キヤノンデジタルビデオカメラXV2」を7月中旬に発売する。色収差補正能力に優れたフローライトを使用した「ビデオLレンズ」を搭載し、20倍ズームを実現したのが特徴。オープン価格。
1999年7月に発表した「XV1」(1999年7月の記事参照)の後継機種。1/4型有効38万画素3CCDを搭載。動画撮影時の画素数を実質約1.5倍に高める「倍密度画素配列処理」を採用した。
テレ端が35mmカメラ換算で790mmの20倍ズームながら、フローライトの採用で色収差のないシャープな映像を撮影できるという。手ぶれ補正はバリアングルプリズムを利用した光学式。画像劣化や画角変化のないブレ補正を実現するという。
SDメモリーカード/マルチメディアカードスロットを搭載し、静止画を記録できる。静止画記録時の画素数を実質約2倍に向上する「4倍密度画素配列処理」を採用、最大1488×1128ピクセル(JPEG形式)の静止画記録を実現した。
録音入力レベルを左右で独立して調整できる「クロスレイアウト・ステレオマイクロホン」を装備したほか、周波数特性を3モードに切り替えることができる機能を備えた。
また2001年7月に発売した上位モデル「XL1S」で採用した「カスタムプリセット/画質調節」機能や「ゲインコントロール」機能などマニュアル設定・操作機能の多くを搭載する。
アクセサリーキットは2万5000円(PC接続キット付属)。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | キヤノンデジタルビデオカメラXV2 |
CCD | 1/4型有効38万画素3CCD |
レンズ | 4.2〜84mm(35mmカメラ換算:約39.5〜790mm) |
静止画記録画素数 | 1488×1128/640×480ピクセル |
画像圧縮形式 | JPEG(DCF、Exif2.2、DPOF準拠) |
静止画記録メディア | SDメモリーカード、マルチメディアカード |
ディスプレイ | 2.5型TFT液晶 |
ファインダー | 0.44型TFT液晶 |
サイズ | 118(幅)×306(奥行き)×136(高さ)ミリ |
重さ | 約1120グラム(本体のみ) |
価格 | オープン価格 |
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