| News：ニュース速報 | 2002年6月28日 05:51 PM 更新 |
NTT-MEとNECカスタマックス、個人・SOHO向けIP電話を7月から試験提供
NTT-MEとNECカスタマックスは6月28日、個人・SOHO・中小企業向けIP電話サービス事業で提携したと発表した
NTT-MEとNECカスタマックスは6月28日、個人・SOHO・中小企業向けIP電話サービス事業で提携したと発表した。両社は共同で低価格なIP電話端末を開発するほか、NTT-MEが提供するIP電話サービスのユーザー層拡大を目指す。
両社は今回の提携にともなって、PCにUSB接続して利用するIP電話端末「USBインターネットフォン」とWAKWAKコール・ゴーゴーに対応した専用接続ソフトを共同で開発。同端末とソフトを利用した試験サービスを7月下旬から期間限定で提供する。
またIP電話サービスと映像コンテンツを融合したVoIPサービスを共同開発するとしている。NECカスタマックスはPCの商品企画にVoIPサービスを取り入れ、NTT-MEは着信メロディなどVoIP向けのコンテンツを開発する。また同社のISP「WAKWAK」やポータルサイト「goo」向けにTV会議用ソフトやオンラインゲームソフトなど提供するとしている。
さらにSOHO・中小企業向けのIPネットワーク構築サービスを企画・開発でも協力する。WAKWAKユーザー（約20万人）やNECカスタマックスの製品情報サイト「121ware」の登録会員（約110万人）を対象に、共同でマーケティングを行うほか、ユーザーサポートでも協力するとしている。
両社は8月から計画を具体化し、IP電話番号の割り当てが始まる見通しの今秋に向けて、サービスを拡張するとしている。NTT-MEは今回の提携によって、今後1年間で100万人のユーザー獲得を目指すとしている。
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