News:ニュース速報 2002年6月28日 07:52 PM 更新

Windows Media Playerに深刻度「高」の脆弱性

マイクロソフトはこのほど、「Windows Media Player」の脆弱性を修正するプログラムをリリースした。攻撃者のコードが実行され、情報が漏えいする恐れがあるとして、深刻度は「高」と高い

 マイクロソフトはこのほど、「Windows Media Player」の脆弱性を修正するプログラムをリリースした。攻撃者のコードが実行され、情報が漏えいする恐れがあるとして、深刻度は「高」と高い。

 対象となるのはWindows Media Player 6.4/7.1/for Windows XP。修正される脆弱性は、(1)深刻度が最も高い「情報の漏えいの脆弱性」、(2)OSがWindows 2000の場合に、攻撃者が高いユーザー権限を取得できてしまう「権限の昇格の脆弱性」(Windows 2000のみ深刻度「高」)、(3)攻撃者の選択したスクリプトをユーザーが選択したように実行されてしまう「スクリプトの実行に関連する脆弱性」(深刻度「低」)。

 公開された累積的修正プログラムをインストールすることで、過去に見つかった脆弱性にも対応できる。ただしWindows Media Player 7.0のユーザーは7.1にアップグレードする必要がある。

関連リンク
▼ マイクロソフト「Windows Media Player 用の累積的な修正プログラム (Q320920) (MS02-032)」

[ITmedia]

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