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2002年7月1日　04:29 PM 更新

Kondara Projectが解散

独自Linuxディストリビューションを開発していた「Kondara Project」は7月1日、同プロジェクトを7月15日付けで解散すると発表した。商標名「Kondara」をめぐる権利問題が原因としている

　独自Linuxディストリビューションを開発していた「Kondara Project」は7月1日、同プロジェクトを7月15日付けで解散すると発表した。商標名「Kondara」をめぐる権利問題が原因としている。

　同プロジェクトによると、商標「Kondara」「mph」は、Linuxディストリビューション「Kondara MNU/Linux」の販売元であるデジタルファクトリが所有し、同プロジェクトが使用していた。

　ところがデジタルファクトリはKondara関連事業をエスピーに譲渡。これに伴い「両商標の権利関係が複雑になった」（同プロジェクト）。このため同プロジェクトで協議し、「Kondara」名称の返還を決めた。このため「Kondara Project」「Kondara MNU/Linux」名が使用できなくなるとして、解散を決めた。

　7月15日付けで、「kondara.org」サーバはすべて停止する。それまでの間、同プロジェクトが使用していたcvsリポジトリを公開する。

　プロジェクトはユーザー向けに、「私達も、皆様と同じように Kondara MNU/Linux のユーザでした。違うのはKondara MNU/Linux の開発者であっただけです。残念ながら当プロジェクトは解散することになりましたが、Kondara MNU/Linux で Linux を使う事の楽しさや、開発することの楽しさを少しでも知っていただけたなら幸いです」とコメントしている。

関連リンク
kondara.org
kondara.org「Kondara Project 解散のおしらせ」
デジタルファクトリ
エスピー

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