News:ニュース速報 | 2002年7月3日 04:07 PM 更新 |
Webサイトから大量のユーザー情報が流出したアビバジャパンは7月2日、流出の経過について報告、ユーザーに謝罪した。
同社によると、ネットで閲覧可能になったユーザーデータは、同社にWebから講座内容などを問い合わせた1225件と、新卒の就職希望者374件など合計2093件。
同社の説明では、「弊社の調査により、データの保存場所がハッキングされ、そのアドレスが某掲示板に投稿されていることが判明」。「弊社はそれを察知し、すぐにデータの消去と該当ページの閉鎖処置を行った」が、約2時間にわたってデータが閲覧可能な状態になった、という。
実際には、「データの保存場所」はHTMLファイルのソースを参照することである程度は分かるようになっていた。
同社は該当するユーザーに対し個別に謝罪する上、専用の問い合わせ窓口を設置して対応する。またセキュリティの強化にも取り組み、当面は問い合わせページなどを閉鎖するとしている。またPC教室などの受講生データはインターネットからアクセスできないシステムになっており、データ流出は一切ないとしている。
関連記事
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.