News:ニュース速報 | 2002年7月3日 05:08 PM 更新 |
トレンドマイクロは7月3日、新種ワーム「VBS_SLIP.B」が見つかったとして警告した。感染するとワードパットを1億回起動し、Windowsをハングアップさせる。危険度は「低」で、感染例は見つかっていない。
Visual Basicスクリプトで記述されたワーム。電子メールの添付ファイルとして届く。件名は「Actualizacion critica de Anti-virus」、本文は「Actulizacion critica contra el virus KLEZ este es el ultimo parche para su desinfecion」、添付ファイル名は不定。
感染すると、Windowsのワードパッドを1億回起動し、PCをハングアップさせる。また「spip.vbs」「slip_b.exe」「nerfix.exe」などのファイルを上書きして破壊する。
また自身のコピーを添付したメールを、Outlookのアドレス帳に登録されている全員のメールアドレスに送信する。
その後、活動の証拠として「HKEY_CURRENT_USER\Software\scan_anti-virus"」レジストリに「"(r)"」という値を追加する。
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