News:ニュース速報 2002年7月5日 07:15 PM 更新

中国ソフト開発最大手が日本でPR活動を本格化


 中国ソフトウェア開発企業グループ最大手のNEUSOFT(遼寧省瀋陽市)は7月5日、PR分野大手のプラップジャパンを通じ、日本で本格的なPR活動を始めると発表した。認知度を高め、日本国内での営業活動を本格的に展開する足がかりにする。

 NEUSOFTは2001年6月に日本法人「NEUソフト・ジャパン」を設立、日本国内での営業基盤整備を進めてきた。営業の本格化を前に、有力PR会社と組んで認知度を高める。中国のソフト会社が日本のPR会社を通じて本格的に広報活動を展開するのは初めてという。プラップジャパンは1997年から中国に進出している。

 NEUSOFTは、理工系大学の名門として知られる東北大学(瀋陽市)が1991年、アルパインと設立した産学協同企業「東工アルパイン軟件」が前進。カーナビ向け組み込みソフトの信頼性評価システム開発からスタートして事業を拡大、1996年には中国のソフト会社としては初めて上海証券取引所に上場した。

 現在はグループ持株会社の東軟集団を中心に、ソフト開発会社など計7社を傘下に持ち、従業員は約4600人。2001年12月期の売上高は18億元、2002年12月期は25億元を見込む。

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