News:ニュース速報 | 2002年7月9日 06:33 PM 更新 |
日立製作所は7月9日、64ビットプロセッサ、Itanium 2を搭載した「日立アドバンストサーバHA8500」シリーズを発表した。8月末から順次、出荷を開始する。
Itanium 2は、インテルが同日国内発表した最新プロセッサ(別記事参照)。
CPUは最大8個、メモリは最大64Gバイトまで搭載できる。OSはHP-UX 11i、Windows Advanced Server, Limited Edition、Linuxをサポート。今後Windows .NET Serverにも対応する予定。また最大128台・1024プロセッサによる並列クラスタリング接続にも対応する。
同社では、ブロードバンド/Webソリューション/浮動小数点演算性能を活かしたテクニカル分野や、「Myrinet2000」を介した並列クラスタリング接続での利用を想定している。
またOSプレインストール、プログラム性能評価、デバッグ、ベンチマーク、システム構築などをサポートするサービスも提供する。
構成例は以下の通り。
製品名 | HA8500/630 | HA8500/620 | HA8500/310 |
CPU | Itanium 2/1GHz×2(最大8個) | Itanium 2/900MHz×1(最大4個) | Itanium 2/900MHz×1(最大2個) |
3次キャッシュ | 3Mバイト | 1.5Mバイト | |
メモリ | 2Gバイト(最大64Gバイト) | 1Gバイト(最大12Gバイト) | |
HDD | 36Gバイト | ||
価格 | 940万円 | 640万円 | 240万円 |
出荷日 | 9月末 | 8月末 |
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