News:ニュース速報 | 2002年7月11日 11:01 AM 更新 |
組み込み半導体設計会社の英ARMは7月10日、中国・上海で同社の現地法人ARM Chinaが事務所を正式オープンしたと発表した。ARM Chinaは同社の100%子会社で、ARM技術を中国のIT設計センターやファウンドリ、OEMメーカー、その他にライセンス供与していく。
またARM Chinaは10日、新規のパートナーとしてShanghai HuaHong Integrated Circuit(SHHIC)とBeijing Watertek Information Technology(Watertek)の2社と契約したことを発表した。
SHHICは中国のスマートカード技術会社。JavaベースのスマートカードICなどに採用するため、ARMから「ARM SC100 SecurCore」のライセンスを取得した。
Watertekは中国の組み込みシステムソリューション提供会社。ARMの「RealView」開発ツール群のディストリビューターとなることに合意した。中国企業として同製品の配布にあたるのはWatertekが2社目。
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