News:ニュース速報 2002年7月18日 05:58 PM 更新

W杯効果でスポーツサイト利用者が急増 ネットレイティングス


 ネットレイティングスは7月18日、インターネット利用者動向調査「Nielsen//NetRatings」の6月の結果をまとめた。サッカー・ワールドカップ効果で、スポーツ情報サイトの利用者が急増した。

 スポーツ紙やスポーツ情報専門サイトなど「スポーツカテゴリー」のサイト利用者は、5月の573万人から46%増の838万人。週単位で見ると、日本対ベルギー/ロシア戦が行われた6月3日から9日までの週が最も多く、447万人に達した。

 同カテゴリーで月間利用者数が最も多かったのは、「ヤフースポーツ」の460万人。伸び率ではヤフー運営の「ワールドカップ公式サイト」(前月比438%)、「ワールドカップ日本組織委員会」(同369%)の順となっている。

 またワールドカップのチケット販売窓口となった「fifatickets.com」には、家庭からだけで約192万人がアクセスした。

 ネットレイティングス社長の萩原雅之氏は「今年1月から3月までスポーツカテゴリーの利用者数は300万人台だったが、ワールドカップをきっかけに普段スポーツサイトを利用しない層が数百万人単位で流入した」と分析。

 また「固定利用者の多いスポーツ紙サイトより、(ワールドカップの)公式スポンサーとなったヤフーが強みを発揮した」としている。

 6月の月間インターネット利用者数は、5月と同水準の2562万人。ドメイン別の月間ユニークユーザー数は、yahoo.co.jpが1847万人でトップ。以下、nifty.comの1093万人、biglobe.ne.jpの1033万人、microsoft.comの989万人、geocities.co.jpの916万人と続いている。

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