News:ニュース速報 | 2002年7月24日 08:49 AM 更新 |
オンライン小売大手の米Amazon.comは7月23日、第2四半期(4−6月期)決算を発表した。前年同期比で21%の増収で、赤字も縮小している。
4−6月期は8億560万ドルの売上高に対して9360万ドル(1株当たり25セント)の純損失。前年の純損失額は1億6840万ドルだった。
投資損失、株式報酬関連費用、営業権の償却などを除外した実質損失は400万ドルで、1株当たり1セント。First Callがまとめたアナリスト予測は、1株当たり6セントの実質損失となっていた。
Amazonは昨年10−12月期に初の黒字を報告したが(1月23日の記事参照)、その後は2四半期続いて赤字となっている。
4−6月期は電気/工具/キッチン用品の売上が前年比で16%拡大して1億2840万ドルとなっている。また米国外売上が、前年比70%増の2億1850万ドルに達した。
同社は現時点で第3四半期(7−9月期)の売上高を「7億8000万−8億3000万ドル」と予測している。
なお同社は決算発表と共に、2003年初頭までに、ストックオプションを費用に組み入れる会計方法に移行すると発表した。ストックオプションを費用から除外する会計手法に対して批判が高まっていることを受けたもの。
関連リンク
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.