News:ニュース速報 | 2002年7月25日 07:05 PM 更新 |
シャープは7月25日、中国子会社の夏普弁公設備(常熟)有限公司(中国江蘇省常熟市)で、7月からノートPCの生産を開始すると発表した。8月に同社で製造した製品の販売をスタートする。
同社はこれまで、部品調達や加工が日本国内でしか行えなかったことから、「MURAMASA」などノートPCの設計・開発・生産は国内で行っていた。しかし、台湾メーカーなどが中国に進出したことから、現地での部品調達が可能になったため、現地生産をスタートすることにしたとしている。
最先端技術や最新デバイスを用いた新規モデルは引き続き、開発から生産までを日本国内で行うとしている。
中国のノートPC市場は、2001年に出荷台数が800万台を越え、米国・日本に次ぐ市場規模に成長。2002年には前年比140%以上の伸びが期待されている。
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