News:ニュース速報 | 2002年7月29日 01:47 PM 更新 |
ACCESSは7月29日、NTTドコモ端末とJavaソフト「iアプリ」を使って、コンサートなどのチケット予約から入場までをチケットレスで行えるシステムを開発したと発表した。今秋の稼働開始を予定している。
コンサートプロモータ最大手のディスクガレージの協力で開発した。ユーザーはまずチケットサイトから専用iアプリをダウンロード。サイトメニューからチケットを予約、クレジットカードなどで決済を行うと、端末にバーコードがダウンロードされる。バーコードは会場入口で読み取られ、入場が許可される仕組み。
専用iアプリはダウンロード元サイト以外とは通信が行えず、チケットデータを安全に配布できる。配信データは配信元から削除される仕組みを採用、ダブルブッキングを防止したという。複数枚のデータを取得した場合、友人などにデータを安全に配布することもできるため、複数人で同時入場する必要がない。
興行主側はユーザーに直接チケットを販売でき、ユーザーの購買履歴に基づいた販売促進活動も可能になる。ユーザー側は予約電話がつながらない、といった不便が解消される上、チケットをプレイガイドに引き取りに行く必要がなくなるなどのメリットがある。
今後はJ-フォンとauのJava端末に対応させ、将来は「NetFront」などWebブラウザに統合して広くノンPC向けに提供する計画。
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