News:ニュース速報 | 2002年7月30日 03:03 PM 更新 |
NECは、腕など上半身に障害を持つユーザーのPC操作を支援するソフトの新版「オペレートナビEX(ver2.0)」を8月13日に発売する。新たに、ユーザー自身がソフトの環境設定をできるようにしたほか、文字入力補助機能を強化した。5万9800円。
押す/握る/傾ける/吹く/吸うなどの操作によって動作する「タッチスイッチ」など入力スイッチを使い、画面に表示される「オンスクリーンキーボード」を利用して、PCを操作できるソフト。
新たにユーザー自身が入力スイッチを利用し、50音用/英数字用/アプリケーション用など目的に応じたオンスクリーンキーボードを作成できるようになった。
またユーザー自身がカーソルの速度や読み上げ機能の音量・速度などを細かく設定できるようにし、支援者(健常者)の負担を軽減したとしている。「ファイル保存」や「編集」などアプリケーションのコマンドを自動的に一覧表示し、オンスクリーンキーボードにキー登録できる機能も備えた。
単語の最初のひらがなを入力すると、利用頻度の高いものから順にリスト表示する「語句補完入力機能」を装備。ユーザーの文字入力作業を軽減したとしている。
対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。バージョンアップ版(9900円)も用意した。
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