News:ニュース速報 2002年7月30日 03:03 PM 更新

MSと日本NPOセンター、一般公募型のNPO支援プログラムを開始

マイクロソフトと日本NPOセンターは7月30日、ITを活用したNPOの活動を支援する「Microsoft giving NPO支援プログラム」を8月から開始すると発表した

 マイクロソフトと日本NPOセンターは7月30日、ITを活用したNPO(民間非営利組織)の活動を支援する「Microsoft giving NPO支援プログラム」を8月から開始すると発表した。一般公募形式で募集したNPOに対し、1件当たり300万円を上限として資金援助を行う。

 障害者や高齢者など社会参加が難しい人たちにITを活用して情報を提供する活動や、地域や分野、世代、言葉などの壁を越えて情報を共有し、社会問題の解決を目指す活動、ITを使って子供たちに夢を与えるような活動などに対し、資金援助を行う。

 対象となるは1年以上の活動実績があり、ITを活用できるNPO。資金援助額は1件当たり上限300万円で、総額は年間2000万円の予定。

 日本NPOセンターのサイトで応募を受け付ける。募集期間は8月1日から9月15日まで。

 また同プログラムでは、資金援助のほかに、ソフトを提供するほか、日本IBMとマイクロソフトなどが共同で行っている「リユースPC寄贈支援プログラム」(2000年12月の記事参照)と協力し、中古PCの提供も行う。またNPO法人 市民コンピュータコミュニケーション研究会と同イーエルダーの協力で、有償サポートサービスも提供する。

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