News:ニュース速報 | 2002年7月31日 03:33 PM 更新 |
米AMDと富士通は7月31日、次世代不揮発性メモリ開発で、イスラエルSaifun Semiconductorsと特許や技術のクロスライセンスを結ぶと発表した。両者間で起きていた係争案件を解決、次世代メモリの実用化で協力する。
Saifunは1998年に設立されたファブレス企業。2つの物理ビットをメモりセルごとに配置する不揮発性メモリ技術「NROM」を持つ。
SaifunはNROM技術の特許権を侵害されたと主張し、AMD・富士通と係争が起きていた。クロスライセンスで係争を解決、さらにAMDと富士通はSaifunに出資。次世代不揮発性メモリ開発で協力を進める。
Saifunの設立者でCEOを務めるBoaz Eitan氏は「Saifunが不揮発性メモリ技術のリーダーとして認められたということ。AMD・富士通と協力することで、超大容量フラッシュメモリを開発できる」とコメントしている。
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