News:ニュース速報 | 2002年8月5日 03:45 PM 更新 |
ニフティは8月5日、国内初となるPC用ゲームソフトの有償ストリーミング配信サービス「Software on Demand」を開始した。
ソフトをストリーミング配信し、ユーザーの利用期間に応じて課金する@nifty会員/Combo会員(登録無料)向けサービス。ユーザーはインストールせずにゲームなどのソフトを利用できる。
サービスは、専用クライアントソフトをインストールして利用する。またADSL、FTTH、CATVなどのブロードバンド環境が必要だ。対応OSはWindows 95/98/Me。Windows 2000/XPは今秋対応予定。
まずは、パソコンゲームメーカー団体JCGAと提携し、ゲームソフトを月額数百円から数千円で提供する。当初タイトルは「大戦略VII」(月額1000円)、「キッチンぱにっく」(月額500円)などを用意した。今後、教育ソフトなどを配信するとしている。
ソフトメーカーは同サービスを利用することで、ソフトのパッケージ制作コストや流通コストを抑えられるほか、不正コピーも防止できるとしている。また従来のパッケージ販売モデルをサブスクリプション方式に変更できる。
サービスには、富士通が5月に発表したアプリケーションストリーミング配信のアウトソーシングサービス「Applications on the Fly」をベースに、米Exent Technologiesのストリーミング配信技術を利用した。
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[ITmedia]
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