News：ニュース速報 2002年8月6日　02:32 PM 更新

日立、“将棋PC”「FLORA王将」を発売

日立は、日本将棋連盟が推奨する「FLORA王将」シリーズを8月21日に発売する。ネット経由でプロ棋士との指導対局ができる専用ソフトなどを搭載した“将棋PC”だ

　日立製作所は、社団法人・日本将棋連盟が推奨する“将棋PC”「FLORA王将」シリーズを8月21日に発売する。


　2000年8月に発売した“将棋PC”（2000年8月の記事参照）の第2弾。新製品はデスクトップPC「FLORA王将 330W・静音モデル」3モデル（26万3000円から）、A4オールインワンノートPC「FLORA王将 270W」（26万3000円）、B5ノートPC「FLORA王将 220W」（27万8000円）の5モデルを用意した。

　日本将棋連盟の公式ネットワーク「日将連ネット」対応ソフト「NSN端末 for Windows」が付属。同ソフトを利用して、ネット対局ができるほか、プロ棋士による指導対局も受けられる。日将連ネットへの接続は1カ月無料、その後は有料となる。

　また将棋ソフト「将棋レボリューション激指」、将棋データベース「将棋年鑑CD-ROM2001」「棋譜Data1998〜2000 vol.1」が付属。「FLORA王将 330W・静音モデル」の最上位機種は、8月9日発売予定の将棋ソフト「最強 東大将棋5」、「棋譜Data1994〜1997 Vol.2」「棋譜Data1998〜1993 Vol.3」を標準装備する。ほかのモデルでは3ソフトはオプションとなる。

　オリジナル壁紙・スクリーンセーバーを用意したほか、第14期竜王位扇子（羽生善治竜王）「一意専心」やマウスパッドなどオリジナルグッツが同梱される。

「FLORA王将 330W・静音モデル」は低消費電力版Athlon XP 1500+を搭載。最上位機種は512MバイトDDR SDRAM、60GバイトHDDを装備。18型「スーパーピュアカラー液晶」ディスプレイ（1280×1024ピクセル／約1677万色表示）が付属する。

　また約30デシベルと、「静寂の中の名勝負を生む図書館並みの静かさ」を実現した。

　「FLORA王将 270W」は、モバイルCeleron/1.6GHzを搭載。「FLORA王将 220W」は、モバイルCeleron/1GHzを搭載する。両モデルとも、128MバイトSDRAM、20GバイトHDDを装備した。ディスプレイは、270Wモデルが14.1型TFT液晶（1024×768ピクセル／約1677万色表示）、220Wモデルが12.1型TFT液晶（1024×768ピクセル／約1677万色表示）。

　新製品は、日本将棋連盟販売部や日立の直販サイト「日立ダイレクト」などで販売される。

　主な仕様は以下の通り。

製品名FLORA王将 330W・静音モデル
CPU低消費電力版Athlon XP 1500+
メモリ512MバイトDDR SDRAM128MバイトDDR SDRAM
HDD60Gバイト40Gバイト
ドライブCD-R/RWドライブCD-ROMドライブ
ディスプレイ18型「スーパーピュアカラー液晶」（1280×1024ピクセル／約1677万色表示）15型「スーパーピュアカラー液晶」（1024×768ピクセル／約1677万色表示）
通信10/100BASE-TX、56Kbpsモデム
OSWindows XP Professional
OfficeOffice XP Personal
サイズ78（幅）×320（奥行き）×300（高さ）ミリ
重さ約6キロ
価格47万3000円28万1000円26万3000円

製品名FLORA王将 270WFLORA王将 220W
CPUモバイルCeleron/1.6GHzモバイルCeleron/1GHz
メモリ128MバイトSDRAM
HDD20Gバイト
ドライブCD-R/RWドライブ
ディスプレイ14.1型TFT液晶（1024×768ピクセル／約1677万色表示）12.1型TFT液晶（1024×768ピクセル／約1677万色表示）
通信10/100BASE-TX、56Kbpsモデム
OSWindows XP Professional
OfficeOffice XP Personal
サイズ326（幅）×276（奥行き）×38（高さ）ミリ282（幅）×239（奥行き）×25.4（高さ）ミリ
重さ約2.8キロ（ウェイトセーバー装着時）約1.65キロ
価格26万3000円27万8000円

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