News：ミノルタ、ネット伝送した画像の色を正確に再現できるシステムを開発

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2002年8月6日　07:23 PM 更新

　ミノルタは8月6日、ネットで伝送された画像の色を、受信者側のCRTディスプレイ上で正確に再現して表示できるシステムを開発した。デザイナーの意図と同じ色を受信者側のディスプレイに表示できる。プラスチック製品メーカーやアパレルメーカー、カタログ制作会社などでの利用を想定している。

　開発したのは「カラーコミュニケーションライブラリ」。同システムでは、送り手が画像データを送信する際に、画像にセンサーで測定した色彩値を添付。データを受信側が表示する際に、特定色をセンサーで測定し、色彩値を同じ値なるように自動補正することで、送信側と受信側の双方で同じ発色を再現する。

　画像の表示色はディスプレイの機種などで異なるため、デザイナーが作成した画像の色が受信者側で再現できるとは限らない。このためカラーカンプや現物サンプルを制作して色を確認し合う必要があり、コストや時間がかかっていた。

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[ITmedia]

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