News 2002年8月9日 11:21 PM 更新

ミスチル風に歌うのがコツ―ー携帯用カラオケマイク「声のカラさわぎ」

携帯電話に接続してカラオケを楽しめるハンディマイク「声のカラさわぎ」。「やっぱりマイクがないと盛り上がらないゼ」というアナタにお勧めしたい商品だ

 携帯カラオケユーザーのマストアイテムが登場!? 某PC周辺機器メーカーのような、絶妙なネーミングセンスが光る「声のカラさわぎ」は、携帯電話のイヤホンジャックに接続してカラオケを楽しめるハンディマイク。「やっぱりマイクがないと盛り上がらない」と不満に思っていたアナタにピッタリな商品だ。この夏、レトロなデザインの可愛らしいマイクを握って、ハッスルしちゃおう。


演説用のマイクみたいでもある

 声のカラさわぎは、カラオケコンテンツが利用可能な携帯電話があれば、どこでもカラオケボックス状態にしてしまう。マイクの接続コードを携帯電話のイヤフォンジャックに差し込むと、マイクに内蔵されたスピーカーから曲が再生され、携帯電話のディスプレイに表示された歌詞を見ながらマイクで歌えるのだ。同様の製品にセガトイズの「モバ♪カラ」があるが、こちらは、マイクの音声とカラオケの曲をFMラジオで飛ばすというもの。手軽さという点では声のカラさわぎに分がある。

 ところが、声のカラさわぎには意外な落とし穴があった。スピーカーのボリュームを最大にしても、あんまり音が大きくない……。せっかく、これを持って渋谷辺りでストリートライブでもやろうかと思っていたのに、雑踏の中ではほとんど音が届かない。かといって、大きな声で歌うと、スピーカーの音よりも自分の生の声のほうが大きい……なんてことになってしまう。ちなみに、歌い方のコツは、マイクをなめるようにすることだ(ミスチルの桜井みたいに)。ちょっとマイクから口を離すとほとんどマイクが機能しなくなってしまう。


声のカラさわぎで熱唱! コレさえあれば、どこでもカラオケが本格的に楽しめるぞ。と、思っていたら……。

 いろいろな場所で声のカラさわぎを検証した結果、最高に楽しめるスポットは個室トイレであることが分かった。ほかの場所では自分の歌声があまり聞き取れなかったが、四方を壁に囲まれた狭いトイレなら自分の声がよく響くのだ。それに、個室というところも、なんだかカラオケボックスっぽい。ただ言うまでもなく、公衆トイレでやるのは非常に危険。自宅のトイレにしておいたほうがいい。

 なお、声のカラさわぎは現在発売中(発売元はトミーグループのユーメイト)。価格は1980円。単3形乾電池×2本を使用する。本体サイズは70(幅)×170(高さ)×60(奥行き)ミリ、重さ 195グラム(電池込み)。

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[中村琢磨, ITmedia]

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