News | 2002年8月21日 09:15 PM 更新 |
可愛いキャラクターが特徴のメールソフト「PostPet」の最新版として、「PostPet V3」が今秋に発売される。「モモ」や「ポストマン」といった人気キャラクターや部屋、家具などが3D化されるほか、ペットの数も新たに2種類(「コモモ族」「ヤングポストマン」)が追加され、全部で10種類に。3D化されたPostPetのキャラクターたちは、ソニーコミュニケーションネットワークのWebサイトで閲覧することが可能だ。
現行バージョン「PostPet 2001」から大幅なバージョンアップとなるPostPet V3。モモファンならずとも、期待をしてしまうところ。実際、ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)が今月、PostPet V3用ベンチマークソフト「PostPetMark ver. 1.0」の配布を開始したところ、早速、大きな盛り上がりを見せているのだ。
PostPet V3は、3Dのグラフィック描画に「OpenGL」を採用している。このベンチマークソフトは「PostPet V3と同じ3D描画ルーチンを使っている」(SCN)ため、ユーザーが使用しているマシンで、どの程度のパフォーマンス(モモがサクサク動くかなど)が得られるかが分かる。また、計測結果はSCNに送信することができる。「OpenGLの動作に関しては、OSとCPUだけでは一概に規定できない部分もある。できるだけたくさんの事例を集めておきたい」(SCN)。
SCNの思惑通り、ユーザーからは続々とベンチマークの結果が寄せられている。投稿は使用PCのメーカー別に分類されているが、もっとも貢献度が高いのは、やはりMacユーザー。8月21日(午後7時現在)で、ダントツの1274件が投稿されている(2位はソニーで784件)。
だが、このMacユーザーをしのぐ勢いでデータを提供しているのが、自作ユーザーたち。8月21日だけで、160件を超えるデータが寄せられている。そして、自作だけあって、ハードウェアのスペックは非常に高い(ベンチマークの結果も2000を切るものは少ない)。もしかして、PostPetのファンというわけではなく、単に、愛機のパフォーマンスを誇示するために投稿しているのかもしれないが……。
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[中村琢磨, ITmedia]
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