News:ニュース速報 | 2002年8月24日 11:47 AM 更新 |
英British Telecommunications(BT)が米Prodigy Communicationsを相手に米国で起こしていたハイパーリンク訴訟で、ニューヨーク南地区の米連邦地裁は8月22日、BT側の訴えを退けた。
BTは、ハイパーリンク技術に関して保有している特許を侵害されたとし、米国ISPの草分けであるProdigyを訴えていた(2000年12月の記事参照)。
BTは1980年代半ば、ハイパーリンクに似たナビゲーション手法についての特許を取得した。だが連邦地裁は22日、ProdigyがこのBT特許を侵害したとする理由は見あたらないという判決を下した。
BTが「ハイパーリンク特許」を主張し始めたのは2000年半ば(2000年6月の記事参照)。もしBTの主張が通ればインターネット業界に広く大きな影響を与えることから、この訴訟の行方には注目が集まっていた。
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[ITmedia]
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