News:ニュース速報 | 2002年8月27日 02:43 PM 更新 |
ハドソンと日本ビクターは8月27日、CD-ROMの複製を防止する技術「ROOT」(ルート)を共同開発したと発表した。
新技術では、CD-ROMのプレス時にに特殊な暗証鍵を記録しておく。CD-R/RWメディアなどにコピーすると再生時に暗証鍵が読めなくなり、ソフトを再生しようとしてもエラーになるという。
暗証鍵を埋め込むコピープロテクト技術は既に開発されているが、再生時に暗証鍵の読み出しも可能なため、鍵を解読することでコピーできてしまう可能性があった。新技術では、特殊な方法を使わなければ暗証鍵が読み取れず、鍵を埋め込む場所もソフトごとに変更可能なため、従来方式に比べ守秘性が高まっているとしている。
新技術はPCソフトなどを収録するCD-ROMに適用でき、音楽CDなどでは利用できない。両社は国内外のソフトメーカーらに採用を呼び掛け、新技術を搭載したCD-ROMのプレス事業を展開する計画。
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[ITmedia]
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