News:ニュース速報 | 2002年8月27日 06:57 PM 更新 |
ソニーは8月27日、民生用ベータマックスVTR事業から撤退すると発表した。
現在、EDベータVTR「EDV-9000」とハイバンド・ベータハイファイVTR「SL-200D」の生産を継続しているが、今後両モデル合わせて約2000台を生産した時点で、同事業から撤退する。
同社は1975年5月に1号機を発売。しかし後発のVHSに圧迫され、ユーザー層を拡大できなかった。ベータマックスVTRは国内で累計約400万台、全世界で累計約1800万台を出荷した。
同事業撤退の理由について、同社は「デジタル機器などの新たな録画手段が市場に定着する中、需要は減少し続けている。また専用部品の入手も困難となってきた」ためとしている。
ベータマックスVTRの修理、テープの生産は当面継続するとしている。
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