News:ニュース速報 | 2002年8月28日 10:35 AM 更新 |
市場調査会社の米Gartner Dataquestは8月27日、今年第2四半期(4−6月)の世界携帯電話市場についての調査結果を発表した。
同社の報告では、2002年4−6月期、世界市場における携帯電話のエンドユーザーへの販売台数は総計9870万台で、前年同期比0.8%増となった。大手各社のシェアは、Nokiaが35.6%、Motorolaが15.7%、Samsungが9.5%、Siemensが8.4%、Sony Ericssonが5.4%と報告されている。
エンドユーザーへの販売台数は微増だが、チャネル向け出荷台数(sell-in)は総計9750万台で、前年比8.2%増。
同社のアナリストは、主要メーカーが多数の新たな低価格モデルを投入することなどから第4四半期(10−12月)は需要拡大が見込めるとし、このため「2002年のエンドユーザー向け世界携帯電話販売台数は約4億2000万台」という同社の以前からの予測を据え置くとしている。
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