News:ニュース速報 | 2002年8月30日 05:36 PM 更新 |
AIIは、著作権保護(DRM)技術とプロードバンド配信技術を組み合わせた国内初のサービスの提供を9月1日に開始する。
コンテンツの暗号化と復号するため鍵の作成、ストリーミングサーバへの登録、課金、認証、ユーザーへのコンテンツ配信までを一貫して代行するサービス。
コンテンツを暗号で“包んで”配信する「カプセル化」技術を採用。コンテンツを利用する際には複合鍵をダウンロードして暗号を解除する仕組みだ。仮にコンテンツをコピーしようとしても、暗号ごとコピーされるため不正利用はできないとされる。
従来のDRM技術では難しかったコンテンツごとのアクセスコントロールが可能になり、コンテンツプロバイダーは著作権を守りながらネット配信ができるようになるとしている。
また新サービスでは、視聴可能な期間や回数を設定できるほか、複数のコンテンツをパッケージ化して配信することも可能だ。
新サービスは、民放3局などが設立したトレソーラが9月1日に開始予定のブロードバンド配信サービス「Chance@トレソーラ」(7月4日の記事参照)に採用している。
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