News:ニュース速報 | 2002年8月31日 11:50 AM 更新 |
IBMとUSA Technologiesは8月30日、米国内の大学の寄宿舎に設置された9000台の洗濯機をWeb対応化すると発表した。
両社は従来のコインランドリーに代わる「e-Suds」というシステムを開発。American Sales社が、同システム対応の洗濯・乾燥機の米大学への提供にあたる。
e-Suds対応の洗濯機は従来のコインランドリーと異なり、IDカードまたは携帯電話で料金を支払える。またIBMのインテリジェントなバックエンドシステムとつながっており、学生はいつ洗濯機が利用可能かをWebサイト経由で確認できる。また洗剤・柔軟剤の取り替えなどの各種機能を選択でき、洗濯が終わった時点で自分のPCやページャに電子メールで連絡をもらうこともできる。ランドリーの管理人は、各洗濯機の利用状況や水の温度などをオンラインで監視できる。
IBMはeSudsのトランザクションデータとWebサイトのホスティング、および洗濯・乾燥機と顧客バックエンドシステムとのインテグレーションにあたる。
USA Technologiesはキャッシュレス取引やモバイルコマースのシステムを提供している会社。IBMでは、このプロジェクトはモバイル取引の躍進を意味するものだとしている。
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