News:ニュース速報 2002年9月14日 02:59 PM 更新

Network Associates、McAfee再統合を完了

McAfeeは過去にも、Network Associatesの一部だった時期がある。今回の再統合には紆余曲折があったが、8月後半、ようやく両社間で合意が得られていた

 米Network Associatesは9月13日、株式交換提案に基づくMcAfee.com株の受け入れを完了したと発表した。これによりネットワークセキュリティサービス会社のNetwork Associatesは、ウイルス対策ソフトメーカーMcAfee.comの発行済株式の96%を保有する立場となり、同社の再統合に成功した。

 Nasdaq市場で取引されていたMcAfee.com株は13日の引け直後にNetwork Associatesに組み入れられた。これ以降、McAfee.com株単独の取引は行われない。

 McAfeeは過去にも、Network Associatesの一部だった時期がある。今回の再統合には紆余曲折があったが、8月後半、ようやく両社間で合意が得られていた(8月24日の記事参照)。

 Network Associatesの会長兼CEO(最高経営責任者)、George Samenuk氏は発表資料の中で次のように述べている。「過去3年間にわたり、McAfee.comはコンシューマー市場開拓に積極的に取り組み、オンラインセキュリティとウイルス対策サービスの進化を率いてきた。Network Associatesはこの成功の上に、これらサービスをコンシューマー/SOHO/中小企業/サービスプロバイダー市場に向けてさらに拡大していく」。

 またNetwork Associatesは同日、新たな「McAfee Consumer」部門の上級副社長にWilliam Kerrigan氏を任命したことも発表した。同氏は今後、セールス、製品管理、製品マーケティングを含めて、全世界のMcAfeeのコンシューマー事業を監督することになる。

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▼ Network Associatesのプレスリリース

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