News 2002年9月24日 06:21 PM 更新

DVDオーディオが再生できるサウンドカード「Sound Blaster Audigy 2」

クリエイティブメディアが、PCIバス用サウンドカード「Sound Blaster Audigy 2」を発表。CDよりも高音質で自然なサウンドが特徴の「DVDオーディオ」の再生をサポートした

 クリエイティブメディアは9月24日、PCIバス用サウンドカード「Sound Blaster Audigy 2」シリーズを発表した。10月中旬から発売する。フロントアクセスが可能な5インチベイ用入出力端子ユニットやワイヤレスリモコンを備えた「Sound Blaster Audigy 2 Platinum」(2万9800円)と、普及タイプの「Sound Blaster Audigy Digital Audio」(1万8800円)の2製品を用意。両製品ともに、CDよりも高音質で自然なサウンドが特徴の「DVDオーディオ」の再生をサポートした。


「Sound Blaster Audigy 2」

 デジタルオーディオとして普及しているCDはサンプリングレートが16ビット/44.1kHzで、音が本来持つ周波数帯域をカバーしきれていない。一方、DVDオーディオは、最高96kHzまでの再生が可能だ。このため人間の耳で聴くことが可能な周波数帯域内でのバランスが改善され、オリジナル音源の持つ音質をよりリアルに表現し、自然なサウンドが表現できる。

 Sound Blaster Audigy 2は、新開発のサウンドチップ「Audigy 2」と、高音質技術「24bit ADVANCED HD」によって、ステレオ再生では24ビット/192kHzを、また5.1チャンネル再生では24ビット/96kHzのDVDオーディオ再生をサポート。サウンドクオリティの指針となるSN比では、従来の90デシベルを大きく上回る106デシベルという高音質を実現した。「ハイエンドオーディオ機器に匹敵するようなヒスノイズのないHi-Fiサウンドが特徴。当社の従来製品に比べて約8倍のサウンドクオリティとなる」(同社)。

 Sound Blaster Audigy 2の高機能を生かすプレーヤーソフトとして、デジタルサウンドの編集/録音/再生/管理/検索やDVDオーディオの再生、CD-Rの作成が行える「MediaSourceプレーヤー」を搭載。異なるボリュームレベルでリッピングしたMP3ファイルを均一なボリュームで再生する「SVM(Smart Volume Management)」や、ステレオを6.1チャンネルにアップミックスしたり、ヘッドフォンや2台のスピーカーでバーチャル3Dサラウンドにしたりできる「CMSS 3D」、古いテープ・アナログレコード・MP3データなどの録音/再生時に含まれる不要なヒスノイズやクリックノイズを低減する「Audio Clean-Up」といった、高音質サウンドのためのさまざまな機能を備えた。

 なお、対応OSはWindows98SE/Me/2000/XPだが、DVDオーディオの再生はWindows 2000/XPでのみのサポートとなる。この点、注意が必要だ。

 そのほか、左右フロント/センター/左右リアにサブウーファーという5.1チャンネルのサラウンドシステムに、バックサラウンド情報を再生するリアセンタースピーカーを加えた「6.1チャンネルサラウンド出力」に対応。映画産業のオーディオエキスパートに支持されている「THX」の認定をPC用サウンドカードで初めて取得し、シネマクオリティのサウンド環境を可能にした。また、ドルビーデジタルEXにも対応し、バックサラウンド情報を含む6.1チャンネルのサラウンドシステムで映画館同様の迫力ある高音質サウンドをPCで楽しめる。

 また、オリジナル音源の微妙な雰囲気までも録音できる24ビット/96kHzのダイレクトレコーディング機能や、IEEE1394対応のHDD/デジタルビデオカメラ/CD-RWドライブなどと接続して最大400Mbpsの高速データ転送ができる「SB1394」ポートを備えた。


 PCIカード部のインタフェースは、ライン出力×3/デジタルDIN出力/ライン入力/マイク入力/SB1394ポートなどを用意。上位モデルのSound Blaster Audigy 2 Platinumには、PC本体の前面から操作できる5インチベイ型のフロント入出力ユニット「Audigy 2ドライブ」と、ファイル再生などの操作が手元でできるワイヤレスリモコンを同梱する。


PC本体の前面から操作できる5インチベイ型のフロント入出力ユニット「Audigy 2ドライブ」とワイヤレスリモコン

 Audigy 2ドライブには、ボリュームコントロール付きのヘッドフォン出力やマイク入力端子を兼ねたアナログライン入力、角型光デジタル入出力、同軸デジタル入出力、SB1394ポートなどを備える。

 また、Sound Blaster Audigy 2の高品質サウンドを再生するための同社推奨のマルチチャンネルスピーカーシステムとして「Creaive Inspire 6.1 6600スピーカーシステム」を11月下旬から発売する。価格はオープン。


「Creaive Inspire 6.1 6600スピーカーシステム」

 左右フロント/センター/左右リア/リアセンターの各スピーカー(計6台)とサブウーファーに、着脱式のスピーカースタンド、センタースピーカー用のモニタスタンドをセットにした。Sound Blaster Audigy 2のソフトウェアドルビーデジタルEXデコードと組み合わせることで、6.1チャンネル再生が行える。出力は、左右フロント/センター/左右リアの各スピーカーが8ワット、センタースピーカーが20ワット、サブウーファーが22ワット。40Hz-20kHzのワイドな周波数帯域をサポートした。

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[西坂真人, ITmedia]

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