News：京セラ、500万画素で世界最小・最軽量「Finecam S5」発表

News：ニュース速報

2002年9月24日　07:42 PM 更新

　京セラは9月24日、有効500万画素CCDと3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「Finecam S5」を10月下旬に発売すると発表した。同クラスでは世界最小・最軽量を実現したとしている。8万800円。

　サイズは92（幅）×57.5（高さ）×33（奥行き）ミリ、重さ約165グラムと500万画素＆3倍ズーム機では世界最小・最軽量。CCDは1/1.8型（総画素数525万画素、原色フィルター）を採用。レンズは35mmカメラ換算で35－105mm相当となっている。

　背面モニターに、晴天の屋外で視認性が向上している「デイファイン液晶モニター」を搭載した。バックライトとあわせ、液晶パネル内部に特殊光学フィルムと導光板を配置。外部からの光の拡散と吸収を抑え、効率よく反射光として利用することで見やすくなっているという。

　このほか、最長120秒までの音声付き動画撮影機能、起動時に好みの画像を表示できる機能、PDAや携帯電話向けのサイズに変換して保存できるリサイズ機能などを備えた。

　記録メディアはSDメモリーカードに対応。ボディはステンレス合金を採用し、ヘアライン加工などを施して高級感を出している。

　また有効322万画素CCDと3倍ズームレンズを搭載した「Finecam S3L」も同時期に発売する。S5と同様のデイファイン液晶モニターや音声付き画像撮影機能などを備えている。「シルバー」「ブルー」「レッド」の3色がラインアップされる。各6万2000円。

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