News:ニュース速報 2002年9月30日 06:31 PM 更新

シャープ、コンボドライブでCD-R48倍速書き込み実現の半導体レーザーを開発

シャープは9月30日、コンボドライブや書き込み型DVDドライブでCD-R書き込み最大48倍速を実現する赤外高出力半導体レーザーのサンプル出荷を始めた

 シャープは9月30日、コンボドライブや書き込み型DVDドライブでCD-R書き込み最大48倍速を実現する赤外高出力半導体レーザーのサンプル出荷を始めた。10月31日から量産出荷を開始する。


 独自レーザーチップを開発し、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブや書き込み型DVDドライブでCD-R書き込み最大48倍速を実現するのに必要な260ミリワットの高出力を達成した。

 通常の48倍速型CD-Rドライブでは出力200−225ミリワットクラスのレーザーが使用されている。コンボドライブや書き込み型DVDドライブでは、赤色系と赤外系で光学部品を共用するため光利用効率が低下してしまうため、高出力なレーザーが必要だった。

 新製品は「CEATEC JAPAN 2002」(10月1−5日、幕張メッセ)に出展する。

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