News:ニュース速報 2002年10月15日 05:06 PM 更新

松下、DVD Multiドライブ発表

松下電器産業は15日、DVD Multi規格に対応したDVDドライブ2タイプを発表した

 松下電器産業は10月15日、全記録型DVDフォーマット(DVD Multi規格)に対応したDVDドライブ2タイプを発表した。内蔵型の「LF-D521JD」は12月上旬、外付型の「LF-D560JD」は12月中旬にそれぞれ発売する。価格はいずれもオープン。


左が外付型の「LF-D560JD」、右が内蔵型の「LF-D521JD」

 製品の最大の特徴は、DVD Multi規格に対応し、DVDフォーラムが規格化したものであればDVD-R、RW、DVD-RAMというすべての記録型DVDの記録・再生が行えること。ほかにCD-R/RWの記録・再生もサポートしている。

 インタフェースは内蔵型の「LF-D521JD」がATAPI。外付型の「LF-D560JD」がUSB2.0で、最大480Mbpsの高速データ転送に対応している(USB1.1時は12Mbps)。こちらはホットプラグをサポート。電源オンのまま、コネクタを抜き差しできるから、ノートPCの外付けドライブとしても使いやすい。

 また、DVD-RAMではベリファイレス記録に対応。付属のライティングソフト「B's Recorder Gold5 BASIC」を用いた場合、通常は記録後に自動的に行う記録品質検証作業(ベリファイ作業)を、行わないオプションを選択することで、記録速度を2倍(毎秒2770Kバイト)に向上させられる。DVD-Rも2倍速の高速記録が可能。なお、DVD-R/RWの再生は6倍速、DVD-ROMは12倍速。CD-Rは記録12倍速、再生32倍速、CD-RWは記録8倍速、再生24倍速。

 添付ソフトはほかに、DVDビデオレコーディング(VR)規格対応の記録・編集・再生ソフト「DVD-MovieAlbumSE 3」、DVDオーサリングソフト「MyDVD 3.5」、パケットライトソフト「B's CLiP5」など。ドライブの対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XPで、内蔵型はWindows 98にも対応している。

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