News：エルピーダ社長人事が正式発表

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2002年10月24日　08:47 PM 更新

　NEC・日立合弁のメモリメーカー・エルピーダメモリは10月24日、UMCジャパン前社長の坂本幸雄氏が11月1日付けで社長に就任する人事を正式に発表した。半導体分野で実績豊富な坂本氏を招き、競争が激化するメモリ分野を建て直す。

　坂本氏は群馬県出身の55歳。日本体育大学を卒業後、日本テキサス・インスツルメンツに入社した。社長候補と目されながら果たせず1997年に神戸製鋼所の半導体事業トップに転じ、さらに2000年から日本ファウンドリー（現UMCジャパン）社長を務めた。

　エルピーダは坂本氏について、「豊かな海外企業経験に基づき、当社が内包する日本企業としての『強さ』を伸ばすと共に、DRAMメーカーに不可欠となるスピーディーなディシジョンメイキングを実現しうる人物と期待している」とコメントしている。

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