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2002年11月7日　01:41 PM 更新

日本HP、Crusoe/1GHz搭載Tablet PCを発表

　日本ヒューレット・パッカード（HP）は11月7日、Tablet PC「Compaq Tablet PC TC1000」を発表した。タブレット／ノート／デスクトップの3形態で使用できる「トランスフォーム型」。CrusoeのTM5800/1GHzを採用した。21万9000円。直販サイト「hp directplus」で8日から先行予約を受け付け、12月中旬に出荷を始める。

　オプションのドッキングステーションにより3つの形態での使用に対応した。ノートスタイルでは取り外し可能なキーボードと組み合わせることでディスプレイの向きを自由に変えられ、デスクトップスタイルではディスプレイを回転させて縦横両方の表示に対応した。

　パネルとペンに独自技術を導入。10.4型液晶ディスプレイにはハードカバーガラスを採用し、ハードなモバイル利用でも傷がつきにくくした。電磁誘導式デジタイザは毎秒133回のサンプリングと、1024×768ピクセル画面を8417×6313ポイントに分割することで高解像度を実現した。

　無線LAN機能を内蔵。大容量リチウムイオン充電池により4時間以上の連続駆動が可能としている。グラフィックアクセラレータに「GeForce2 GO」（VRAM：16Mバイト）採用した。

　主な仕様は以下の通り。

製品名	Comapaq Tablet PC TC1000
CPU	Crusoe TM5800/1GHz
メモリ	256Mバイト（最大768Mバイト）
HDD	30Gバイト
液晶ディスプレイ	10.4型TFT（XGA）
グラフィック	NVIDIA GeForce2 GO 16MB
通信	無線LAN（IEEE 802.11b）、10/100BASE-TX、56Kbpsモデム
インタフェース	PCカード（Type II）、コンパクトフラッシュ、USB2.0×2、RGB、ヘッドフォン、ヘッドセット
OS	Windows XP Tablet PC Edition
サイズ	216（幅）×274（奥行き）×20（厚さ）ミリ
重さ	約1.4キロ（キーボード除く）
価格	21万9000円

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