News:ニュース速報 2002年11月14日 04:13 PM 更新

ハイパースレッディング対応Pentium 4/3.06GHz、国内発表


 インテルは11月14日、ハイパースレッディング(Hyper-Threading)技術を搭載した「インテルPentium 4プロセッサ 3.06GHz」を発表した。同日から量産出荷を開始し、1000個ロット時の単価は7万9320円。

 同技術は、1個のプロセッサを仮想的にデュアル化するもの。複数のソフトを同時に実行した場合の処理性能が飛躍的に向上するとしている。利用にはWindows XPやLinuxなどのマルチプロセッサ対応OSとBIOSなどが必要。

 同技術をオンにすることで、Outlookのフォルダを圧縮しながらWinZipを実行する場合で35%、McAfeeのウイルススキャンを行いながらPhotoshopを実行する場合で21%の処理性能向上が図れるという。

 新プロセッサは0.13μメートルプロセスで製造される。FSBは533MHz、2次キャッシュ容量512Kバイトなど、ハイパースレッディング以外は従来版のPentium 4と同じ。

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