News:ニュース速報 2002年11月19日 05:57 PM 更新

ビクター、初のPC用HDTVリアルタイムエンコーダを開発

日本ビクターは、PC用HDTVリアルタイムエンコーダボードを業界で初めて開発したと発表した

 日本ビクターはこのほど、PC用HDTVリアルタイムエンコーダボードを業界で初めて開発したと発表した。HDTV品質の高解像度ムービーをMPEG-2にリアルタイム圧縮でき、放送局並みのシステムがPCで可能になる。


 放送局の送出用エンコーダと同等の1080i対応MPEG-2エンコーダを搭載したPCIスロット用ボード。Windows 2000に対応する。解像度は1920×1080ピクセル/59.94i、1440×1080ピクセル/59.94i、1280×1080ピクセル/59.94i、1280×720ピクセル/59.94p。ビットレートは8M−40Mbps。

 放送局でのサーバへの蓄積用途などに加え、学校や結婚式でのHDTV記録、ネットワーク経由のHDTV遠隔教育など、高品質な動画の用途を拡大できるとしている。

 同ボードによる応用例を、「InterBEE 2002」(11月20−22日、幕張メッセ)で展示する予定。

関連リンク
▼ ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.