News:ニュース速報 | 2002年11月29日 06:20 PM 更新 |
ソニーは11月29日、ネットサービスの100%子会社・サイバージーンドットコムを2003年2月1日付けで吸収合併すると発表した。
同社はベンチャー企業のヴィジョンアーツが開発した新技術「IP3」を活用したマーケティングサービスを展開する子会社として2000年4月に設立された。
IP3技術は画像にURLなどの関連情報を埋め込んだ独自形式のアイコンを配布し、アイコンをクリックすることで関連サイトへの誘導などを図るもの。ただし専用クライアントソフトが必要になることもあって普及せず、2001年3月期は4億3400万円、2002年3月期は3億8800万円の最終赤字だった。
ソニーは「IP3技術はネットサービスの展開で重要な技術の1つ。同技術を有効活用するため、特定分野に特化せずソニー主導でさまざまなサービスと機動的に連携することが効率的と判断した」としている。
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