News:ニュース速報 | 2002年11月29日 09:01 PM 更新 |
日立製作所の元社員が光ディスクの読み取り装置に関する特許の対価などとして、日立に対し約9億7000万円の支払いを求めていた訴訟で、東京地裁は11月29日、日立に3489万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決では特許を受ける権利について外国分を認めず、国内分について元社員の貢献度を30%として支払額を算出した。
日立は判決について、「主張が認められなかったのは残念。他社に先駆けて補償規定の整備を行ってきている上、補償額も同業他社と比較して遜色ない水準にあり、当社の会社規則及びその運用は適正であると考えている。今後上級審を通じて当社の考えを主張していく」とするコメントを発表した。
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