News:ニュース速報 2002年12月10日 03:56 PM 更新

国内の携帯電話市場、第3四半期は微減


 ガートナージャパンのデータクエスト部門は12月10日、2002年第3四半期の国内携帯電話販売台数は前年同期比3.1%減の983万4000台だったと発表した。前期と比べると1.3%減と微減にとどまった。また第1四半期の前年同期比22.0%減、第2四半期の同9.9%減と比べると減少幅は改善している。

 ベンダー別シェアではNECが19.0%で7四半期連続のトップを確保。NTTドコモ向け端末が好調な松下通信工業が17.5%で2位を維持、シャープもNTTドコモ向けカメラ端末の好調で14.4%と3位を保った。ただし4位との差も縮まっているとしている。

ベンダー販売台数シェア(%)
NEC186万460019.0
松下通信工業172万240017.5
シャープ141万5500台14.4
三菱電機90万93009.2
東芝84万55008.6
その他307万670031.3

 機能別では、カメラ端末の需要がさらに拡大。販売台数は前期比26.7%増の398万7000台となり、全販売台数の4割となった。カメラ端末を投入するメーカーも増えたため競争も激化。「2000年後半から2001年にかけては折り畳み式への対応がベンダー勢力図を決定したように、2002年はカメラ端末が同様の位置付けになっている」(ガートナー)。

 その一方でJava端末は前期比11.4%減の466万8000台と伸び悩む。第2四半期に発売されたNTTドコモ「504i」シリーズの販売が一服した上、同社「251i」シリーズがJava非対応なため、買い替えユーザーの関心がJava端末とカメラ端末に分散したものとみられる。

 第4四半期はカメラ端末が市場をけん引し、回復基調は続くと分析。ただし第1四半期からの前年比マイナス分を第4四半期でカバーすることは難しく、2002年通年では2001年を下回る4000万台弱にとどまると予測している。

 またカメラ端末が市場を支える構図は2003年上半期までは継続するものの、「カメラ端末が潜在ユーザー層に一通り普及した後の買い替え要因を創出する必要に迫られている」(同社光山奈保子アナリスト)。

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