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2003年1月14日　11:03 AM 更新

Reutersの金融IMサービス、予想上回る登録者確保

　ニュース配信会社の英Reutersは1月13日、世界116カ国・22万5000人以上の金融専門家が、同社の金融機関向けインスタントメッセージ（IM）サービス「Reuters Messaging」（RM）に登録したと発表した。RMはMicrosoftとの提携の下、2002年10月に立ち上げられたサービス。Reutersは目標登録者を「2002年末までに17万5000人」と設定していたが、この予測を大幅に上回る好調なスタートを切ることができたとしている。

　RMでは、金融関係者が同僚や顧客とIMで連絡を取り合うことができる。Reuters Group CEO（最高経営責任者）のTom Glocer氏は、RMは立ち上げからわずか2カ月で、金融コミュニティの主要コミュニケーションサービスに成長したとしている。

　米国では、Putnam Investments、CoVision Capital Group、Amerex Group、Acadian Asset Managementなどの金融プロフェッショナル8万人近くが登録。欧州では、Deutsche Asset Management、Dresdner Kleinwort Wasserstein、Wiener Boerseなどから10万人以上が登録。またアジア地域では、中国、シンガポール、香港、日本、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、インドで3万2000人の登録者を集めた。

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