News:ニュース速報 2003年1月15日 07:54 PM 更新

東芝とアルパイン、車載情報端末事業で合弁会社

東芝とアルパインが車載情報機器の開発から製造・販売を行う合弁会社「東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー」を設立すると発表

 東芝とアルパインは1月15日、車載情報機器の開発から製造・販売を行う合弁会社「東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー」を設立すると発表した。自動車の情報システムと車外ネットワークを結ぶゲートウェイシステムなどを投入する計画だ。

 新会社は1月16日付けで設立する。資本金は3000万円で、東芝が51%、アルパインが49%を出資する。東芝が持つモバイルネットワーク分野の技術と、アルパインのカーエレクトロニクス分野の技術を融合し、成長が見込まれる車載情報端末を事業化する。

 特に、カーナビやカーオーディオ、携帯電話などで構成する車内ネットワークと、移動体通信網やデジタル放送網などの車外ネットワークを結ぶゲートウェイ機器を、自動車向け情報サービス(In-Car Computing)のキーコンポーネントとして重視。車内からエアコンなどの家電をリモート操作するといったサービスの実現を目指す。


自動車向け情報サービスと車載ゲートウェイのイメージ

 売上は2003年度に23億円、2008年度に150億円を目標に掲げている。

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