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2003年1月16日　08:57 AM 更新

Apple、リストラ費込みで800万ドルの赤字

iMac/eMacは前年比75％増／前期比4％減、iBookは前年比11％減／前期比8％減、PowerBookは前年比9％減／前期比65％増、その他のハード（iPodなど）は前年比21％増／前期比13％増

　米Apple Computerは1月15日、同社第1四半期（10−12月）の業績を発表した。前年比7％増の14億7000万ドルの売上高に対し、800万ドル（1株当たり2セント）の純損失が計上された。前年は3800万ドルの黒字だった。リストラ関連などの一時的費用を除外すると1100万ドルの黒字で、1株当たり3セントの実質利益となり市場予想と一致する。

　Appleは10月の段階で、10−12月期について、売上高は9−7月期（14億4000万ドル）から微増し、若干の実質利益を計上できるだろうとしていた。

　10−12月期のMacintoshコンピュータ出荷台数は前年比横ばいの74万3000台。

　製品別の売上は、iMac/eMacがトップで3億5600万ドル（29万8000台）、前年比では75％増だが前期比では4％減となっている。次にPower Mac G4の売上は2億9200万ドル（15万8000台）で前年比20％減、前期比16％減。ポータブルのPowerBookは、前年比9％減だが前期比65％増の2億3500万ドル（10万1000台）を売り上げた。iBookの売上は2億1600万ドル（18万6000台）で前年比11％減、前期比8％減。周辺機器とその他のハードウェア製品（音楽プレーヤーのiPodを含む）は売上高2億1800万ドルで前年比21％増、前期比13％増。ソフトウェアおよびその他製品は1億5500万ドルで前年比では25％増だが前期比では1％減。

　同社では1−3月期について、「売上高は10−12月期からほぼ横ばい、若干の利益を見込んでいる」との見通しを示した。→詳細記事

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Appleの決算発表

[ITmedia]

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