News:ニュース速報 | 2003年1月16日 05:54 PM 更新 |
日立製作所は1月16日、32ビットCISCコア「H8SX」を開発したと発表した。まずPC周辺機器など向けマイコンを製品化し、4月からサンプル出荷する。
16ビットコア「H8S」をベースにバス幅を32ビット化した。動作クロックは16ビット最高速の33MHzから48MHzに高速化。バス幅の2倍化と合わせ、16ビット品に比べ約3倍の性能向上を実現したとしている。
同コアを使用したマイコンの第1弾「H8SX/1650」は、光ストレージなどのPC周辺機器やOA・民生機器向けで、動作クロックは35MHzとした。サンプル価格は900円。
CISCはRISCに比べクロックの高速化が難しいものの、プログラミングのし易いなどの利点がある。PC周辺機器などの高速・高機能化を受けて高性能CISCマイコンへのニーズが強いため製品化したとしている。
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