News:ニュース速報 2003年1月17日 08:51 AM 更新

MS、サーバ製品など好調で10−12月純益25億5000万ドル

特に「SQL Server 2000」は40%を超す増収。MSN部門ではオンライン広告が前年比40%を超す伸び

 米Microsoftは1月16日、同社第2四半期(10−12月)の業績を発表し、売上は前年同期比10%増の85億4000万ドル、純利益は25億5000万ドルを計上した。1株利益は47セント(集団訴訟関連経費、株式評価損など込み)。前年同期の純利益は22億8000万ドル(1株当たり41セント)だった。

 営業利益は、同社が起こされている集団訴訟経費2億1000万ドル込みで32億6000万ドル。

 サーバプラットフォーム部門の売上は、「Windows 2000 Server」「Windows 2000 Advanced Server」などが好調だったことから12%の伸び。特に「SQL Server 2000」は40%を超す増収となった。

 家庭用ゲーム機「Xbox」もクリスマス商戦で堅調な業績を上げ、2001年11月の発売以来の販売台数は800万台を突破。2002年11月に北米で開始されたXbox Liveでは、立ち上げから60日足らずで社内の予想を上回る25万本以上のスタータキットが販売されたとしている。

 MSN部門ではオンライン広告が前年比40%を超す伸びとなった。

 同社では2003年1−3月期の業績として、77億−78億ドルの売上に対して営業利益34億−35億ドルを予想。1株利益は47−48セントを見込む。

 また、6月30日までの2003年度通期予想は売上が319億−321億ドル、営業利益が141億−143億ドル、1株利益は1.90‐1.93ドルと予測している。

 Microsoftは同日、同社としては初の配当を出すことと、1株を2株に分割する株式分割が同社取締役会で承認されたと発表した。→詳細記事

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