News:ニュース速報 2003年1月21日 07:27 PM 更新

東芝と松下寿、1.8/2.5型HDD生産で協力

東芝と松下寿電子工業は1月21日、小型HDDの生産で協力関係を結ぶことに合意したと発表した

 東芝と松下寿電子工業は1月21日、小型HDDの生産で協力関係を結ぶことに合意したと発表した。東芝は松下寿のHDD生産能力を活用し、小型HDDの需要増に対応する。

 東芝は松下寿にHDDの仕様を開示。松下寿は4月から、インドネシアの生産法人・インドネシア松下寿電子ペリフェラルズで1.8型HDDの生産を開始する。2.5型HDDも今年後半を目標に生産をスタートする予定。全量を東芝ブランドで販売する。

 3.5型HDDの需要が落ち込む一方、ノートPCや車載機器、モバイルAV製品の普及で1.8/2.5型HDD市場は成長が見込まれており、東芝は2002年度の約3500万台から2003年度は約4300万台に伸びると見ている。

 東芝は1.8型HDDを独自開発し、小型モバイル機器に相次いで採用されている。Quantum向けにHDDをOEM供給してきた松下寿の製造力を加えることで、小型HDD事業を強化する。

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▼ ニュースリリース(東芝)

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