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2003年1月22日　09:02 AM 更新

SuSE、LinuxでMS Officeを利用できるソフト

SuSEが予定通り「Linux Office Desktop」をリリース。同社はまた、AdobeとMacromediaの人気ソフトもLinuxで利用できるように開発を進めているという

　LinuxソフトメーカーSuSEは1月21日、Linux搭載PCでMicrosoft Officeを利用するためのソフト「Linux Office Desktop」をリリースした。

　同ソフトはOffice 97とOffice 2000のアプリケーションプログラミングインタフェース（API）に手を加え、これらアプリがLinux上で稼動できるようにしたもの。

　SuSEの北米営業ディレクターHolger Dyroff氏は、同社は依然としてSun Microsystemsの「StarOffice」オープンソース版オフィススイートを支持しているが、Linux Office Desktopは企業がオープンソースソフトに移行する上でセーフティネットを提供するものだと話している。「（OSと）オフィスアプリケーションを同時に変えることは望まないだろう。それほどのリスクを吸収したいとは誰も思わない。これによって段階的に導入ができる」と同氏。

　SuSEでは、Adobe SystemsとMacromediaの人気ソフトもLinuxで利用できるようにするアプリケーション開発に取り組んでいるという。

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